仕訳データのインポート(弥生会計18)

お客様がExcelデータで現金取引をまとめていて、それを見ながら弥生会計の入力をしていましたが、そのまま取り込めないのかな、と試してみました。

弥生会計18での手順


①普段使う取引を1つずつサンプル入力する

②メニュー上の「帳簿・伝票」タブ→「仕訳日記帳」を開く

③メニュー上の「ファイル」タブ→「エクスポート」を選択

④「参照」から保存先を指定し、拡張子を「txt」から「csv」と打ち直す

⑤「OK」で出力処理を行う

⑥出力した「csv」ファイルを開き、サンプルに習い実際取引を入力し、保存する

(私はExcelデータから必要部分をコピーし、「csv」ファイルに貼り付けしました)

⑦「仕訳日記帳」を開いた状態で、「ファイル」タブ→「インポート」を選択

⑧作成、保存した「csv」ファイルを選択し、「OK」で受入処理を行う


以上が一連の手順になります。

仕訳の直接入力に比べて、かなりの時間短縮を図ることが出来ました。


追記

「csv」ファイルの出力・受入処理は大変便利で、他ソフトでも利用したことがあります。

便利になるだけであれば良いのですが…デメリットも押さえておく必要があると思います。

それは入力内容がルールに従っていない場合には、機械的にエラーが出ることです。

マニュアルなどを参考に、何が原因なのか冷静に分析を行う必要があります。

場合によっては、普通に入力したほうが早かった、なんてことも多々あります。

便利なツールを導入するときは、その仕組みも理解するように心掛けています。

税理士, Jr.

税理士の実務(税務・会計)、税理士の試験について

0コメント

  • 1000 / 1000